第30回国家試験 午後48
70歳の女性。下顎部分床義歯の落下による義歯床破折修理を希望して来院した。正中部で破折するまでは、適合性に問題はなく快適に使用していたという。修理後の義歯粘膜面の写真(別冊午後 No.12)を別に示す。義歯床内に埋入されている金属線を使用した目的はどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 1
1→この補強線は、義歯が破折しないよう強度の向上が目的である。
2→補強線では自浄性は向上しない。
3→補強線を入れることで弾力性の向上は期待しにくい。
4→粘膜の適合性は破折前から良好である。