擦過により除去できない白色病変の写真(別冊午後No.3)を別に示す。白色病変の主体をなす病理組織所見はどれか。
正解!
不正解 答え 3
1→線維増生は白色で弾力性に富む腫瘤である。
2→血管増殖は暗紫色の軟らかい腫瘤(血管腫)をつくる。
3→擦過により剥離できない所見から白板症による病変が考えられる。上皮の角化が亢進すると上皮肥厚が生じ白く見える。
4→メラニン色素は上皮の中のメラノサイトにより産出される色素であり黒褐色の沈着が見られる。