82歳の女性。義歯が時々外れると家族より相談を受けた。5年前にパーキンソン病を発症しパーキンソン病治療薬を服用している。歯科医師の診察の結果、オーラルジスキネジアが頻繁にみられたが、義歯の適合は良好であった。家族への指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
1→治療薬は休薬すべきでない。パーキンソン病の症状が悪化してしまう恐れがある。
2→現在のところ義歯の適合は良好とのことなので、定期的に義歯の状態の確認をすれば良いと思われる。
3→不随運動なので、口を閉じるように指示するのは現実的でない。
4→口腔ケアの際、不随運動が起こり歯肉を誤って傷つける可能性があるので軟毛ブラシの使用が良いと思われる。