1→ 咬耗は、歯の表面が使用(摩耗)によって徐々に減少していく現象であり、加齢と共に進行することが一般的です。食事を摂ることによって歯と歯が接触し摩耗していくのは自然な過程です。
2→歯髄腔の拡大は、一般的には加齢とともに歯の構造が変わり、歯髄腔が縮小することが多いです。加齢とともに歯質は増加し、それに伴って歯髄腔は逆に小さくなります。
3→象牙細管の拡大は一般的には逆で、年齢を重ねると象牙細管が閉塞し、減少します。それにより、例えば、温度変化に対する歯の感受性が低下することがあります。
4→歯の根の部分にあるセメント質は、年齢と共に肥厚していくことが知られています。これは正常な加齢変化とされており、特に問題となることはありません。