1→ポピドンヨードは口腔内や創傷部位の消毒などに使われるが、HBe抗原陽性患者の印象採得物の消毒に有効ではない。
2→グルタールアルデヒド(濃度2~3.5%)を15~30分間浸透させると、HBe抗原陽性患者の印象採得物の消毒に有効とされている。また、次亜塩素酸ナトリウム液(濃度0.1~1.0%)を30~60分浸透させることも有効とされている。
3→塩化ベンザルコニウムはHBe抗原陽性患者の印象採得物の消毒に有効ではないが、殺菌力は強力である。
4→塩酸クロールヘキシジンはHBe抗原陽性患者の印象採得物の消毒に有効ではないが、手術野や器具の消毒に用いられ、広い抗菌スペクトラルを有する。