第25回国家試験 午前44
55歳の女性。下顎左側前歯部歯肉の腫脹を訴えて来院した。2か月前から気づいていたが放置していたという。慢性歯周炎と診断され歯周基本治療を行った。初診時の検査でCEJから歯肉辺縁までの距離はいずれの部位も0 mm、再評価時は2mmであった。初診時のロ腔内写真(別冊午前No.7A)と歯周組織検査結果の一部(別冊午前No.8A)、再評価時の口腔内写真(別冊午前No.7B)と歯周組織検査結果の一部(別冊午前No.8B)を別に示す。
改善したのはどれか、2つ選べ。
正解!
不正解 答え 1・3
1→歯肉の炎症(辺縁歯肉の発赤や腫脹)の改善が認められる。
2→付着歯肉幅は歯肉退縮が認められるため改善していない。
3→プロービングデプスの改善は認められる。
4→アタッチメントレベルの改善は認められない。