11歳の男児、知的能力障害があり、歯磨きがうまくできないことを主訴として母親とともに来院した。言葉の意味は理解できているという。歯科医師よりセルフケアの支援を目的とした歯科保健指導を行うよう指示を受けた。指導の手順を以下に示す。用いた手法はどれか。1つ選べ。
1→刺激統制法とは、行動の刺激となる先行刺激を変えることで、その後の行動内容も変えていく方法である。食物を見せない、食べる量だけを盛る、など。
2→シェイピング法とは、目標となる行動をスモールステップに分け、簡単なものから実践していく技法である。
3→フラッディング法とは、恐怖や不安を感じる場面にいきなり長時間直面させ、恐れるような事は何も起きないと学習させる方法である。
4→レスポンスコスト法とは、ある行動を強化するため、望ましくない行動の場合にトークン(ごほうび)を減らしていく方法である。