95歳の女性。脳梗塞発症後、嚥下障害となり1年前から誤嚥性肺炎を 繰り返すようになったという。食事はミキサー食で、姿勢は座位である。 誤嚥した場合のドレナージの体位はどれか。1つ選べ。
1→仰臥位はあおむけであり、喀出がしにくい為、ドレナージの体位とは言い難い。
2→伏臥位はうつぶせである。伏臥位は喀出しにくい為、ドレナージの体位とは言い難い。
3→リクライニング位とは、30度程度ギャッジアップした仰臥位である。喀出しにくい体位である。
4→気管と左右気管支との角度の関係で、右肺に誤嚥したものが入りやすい。そのため、右肺を上にした体位が有効である。