8歳の男児。口唇の突出を主訴として来院した。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.16)を別に示す。Angleの不正咬合の分類はどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 2
1→I級は上下第一大臼歯の咬合関係が正常であるが、本症例では下顎の第一大臼歯は1歯分前方にある。
2→Ⅱ級は下顎歯列弓が上顎歯列弓に対し、より遠心で咬合する。上唇が唇側傾斜しているため、1類である。
3→上唇が唇側傾斜していなければ、Ⅱ級2類である。
4→ III級は、下顎第一大臼歯が上顎第一大臼歯に対して近心に位置する咬合である。