28歳の女性。上顎右側側切歯の着色を主訴として来院した。1年前に治療を行い、半年前から着色に気付いたという。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.11)を別に示す。
着色の原因で考えられるのはどれか。2つ選べ。
1→照射は可能な限りしっかり行わないとレジンの未重合部位が残ってしまう。
2→充填部位と歯質の界面に審美障害が起きている。窩縁斜面を適切に付与しない場合こうなることがある。
3→茶色に変色している部位は、レジンがオーバーハングしている可能性がある。歯質とレジンが移行的になっていないと界面に着色が付く。
4→選択的なエッチングを行うことは正しい方法である。