74歳の男性。狭心症の既往歴がある。6か月間は発作もなく安定した状態であるが、発作に備え常時薬剤を携帯している。スケーリング中に突然、胸痛を訴えた。 歯科衛生士が行う対応で正しいのはどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 2・4
1→狭心症の場合、特に心筋梗塞の場合には血圧低下が起こる可能性がある。その場合はショック体位をとることもあるので、必ずしも上体をを起こすわけではない。
2→血圧測定、脈拍、SPO2などのモニタリングは重要である。
3→狭心症の発作が出た場合には、吸収が遅いので、亜硝酸製剤貼付薬は用いない。
4→ニトログリセリン舌下錠は吸収が早いので、発作が起きた場合は服用してもらう。