1→う蝕の進行度を判定するための試験ではありますが、う蝕活動性試験の主な目的ではありません。う蝕活動性試験は、う蝕が進行中であるか、または近い将来に進行する可能性があるかを調べるための試験です。
2→う蝕活動性試験を行うことにより、う蝕が活動的であるかどうかの情報を得られるため、リコールの間隔や次回の診察日を決定する際の参考になります。
3→一人平均う蝕指数の算出は、集団のう蝕の状態を把握するためのものです。う蝕活動性試験の目的とは直接関係がありません。
4→う蝕活動性試験の結果をもとに、患者に合わせたう蝕予防プログラムを立案することができます。具体的には、患者のリスクを評価し、それに基づいて予防の方法や指導内容を決定するための情報として利用されます。