58歳の男性。4日前に脳梗塞で入院し、投薬による内科的治療を受けている。病室での口腔ケアの依頼を受けた。全身状態および口腔状態の概要は表のとおりである。口腔ケアを行うにあたり適切なのはどれか。2つ選べ。
1→開眼しない状態より座位ではなくセミファーラ位か仰臥位で行う。
2→開眼していない状態より、RSST(反復唾液嚥下テスト)は行えない。
3→口腔内が乾燥しているので、洗口液を浸したスポンジブラシなどで口腔内を潤してからケアを行う。
4→SpO2値(経皮的動脈血酸素飽和度)が90%未満になると脳や心臓に障害が出るリスクがあるため、SpO2値の低下がみられないか注意する。