85歳の男性。3年前に脳梗塞を起こし、後遺症として軽い左片麻痺がある。食事は楽しみにしており自分で食べるが、ペースが速い。一口量も多く、食事中にむせることがよくある。誤嚥を防ぐ対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
1→きざみ食にすると口の中で残留しやすくなり、誤嚥の原因となる。
2→液体にはとろみをつけることで咽頭の通過速度を調整し、誤嚥を防ぐ対応で適切である。
3→スプーンは小さいものを用いることで一口量を少なくし、誤嚥を防ぐ対応で適切である。
4→顎を上げると頸部前方の嚥下関連筋が緊張状態となり、舌骨と咽頭が挙上しにくく誤嚥の原因となる。