36歳の女性。臼歯部の鋭い自発痛を訴えて来院した。湿刺激および打診に対して強く反応する。初診時の口腔内写真(別冊午前 No.5A)とエックス線写真(別冊午前 No.5B)とを別に示す。考えられる処置はどれか。
1→間接覆髄法は自発痛がある時には基本的に行わない。
2→自発痛や誘発痛が強く、レントゲン写真から既に露髄している可能性も高い。急性化膿性全部性歯髄炎が疑われる。麻酔抜髄法の適用になる。
3→自発痛や誘発痛が強いため生活歯髄切断法の適用外である。
4→アペキソゲネーシスは根未完成の幼若永久歯に対して行う処置である。