1→石膏は主に模型作りなどに使用されますが、咬合記録材としては適していません。石膏は硬化時間が長く、患者が口を開けている間に不快感を感じる可能性があります。
2→記録用クレヨンは咬合接触面を視覚的に示すためのもので、咬合記録材としては適していません。これはチェックバイトを見つける助けとなるものですが、咬合記録材とは別の用途で使用されます。
3→シリコーンラバーは咬合記録材として適しています。これは口腔内で迅速に硬化し、その結果として得られた形状が咬合面を正確に再現することができます。
4→パラフィンワックスもまた咬合記録材として広く用いられます。患者が噛みしめることで咬合面を捉え、その形状を保持することができます。