第30回歯科衛生士国家試験 午前16

1→緩衝作用は、口腔内が酸性、アルカリ性になった場合に中和させる働きであり、カルシウムイオンなどが担う。分泌型IgAは外部からの異物への免疫反応に関与する。

2→リゾチームは消化酵素を含む小胞である。細菌類に作用させることで、抗菌作用を示す。

3→潤滑作用は口腔粘膜に潤いを与える作用である。アミラーゼはデンプンの消化酵素である。

4→ムチンは唾液に粘稠性を与え、粘膜を保護する役割がある。