55歳の男性。歯肉からの出血を訴え来院した。慢性歯周炎と診断し、歯周基本治療を開始した。ブラッシング指導は「ふつう」の毛の硬さの歯ブラシで行った。初回のプラッシング指導から1週間経過後の口腔内写真(別冊午後No.3A)と患者自身によるブラッシング時の写真(別冊午後No.3B)とを別に示す。対応で正しいのはどれか。2つ選べ。
別冊
午後 No.3 A、B 写真
1→歯肉退縮が起きていることから、毛先を歯肉に当てている可能性が高い。毛先の当て方について指導が必要である。
2→歯肉退縮が起きており、ブラシも力が入りやすい持ち方である。ブラッシング圧を軽くする指導が必要である。
3→利き腕とは違う場合には、毛先の繊細なコントロールがしにくくなるため、悪化する可能性がある。
4→「ふつう」で歯肉退縮が起きているため、当て方やブラシ圧の指導、やわらかい毛への指導が適切である。