第31回国家試験 午後46
55歳の男性。上顎前歯部の欠損による審美障害を主訴として来院した。オールセラミックブリッジによる治療が開始された。支台歯形成後の口腔内写真(別冊午後 No.13A)と調整中の器材の写真(別冊午後 No.13B)を別に示す。この器材と個人トレーを用いた印象採得法の処置をa~dに示す。
3番目に行うのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 4
1→解説4参照。
2→解説4参照。
3→解説4参照。
4→写真に示すものは個歯トレーである。使用することにより歯肉圧排効果や印象材の厚みを一定にさせるために用いる。トレーの適合調整を行った後に接着剤を塗布する。その後に印象を練るのだが、先に個歯トレーに流れの良い印象的入れて支台歯に圧接する。その後に歯列全体の印象を個歯トレーを含めて印象する。練和する際はレギュラータイプとインジェクションタイプはほぼ同時並行で行わないといけない。