44歳の男性。全顎的な歯肉の腫脹を主訴として来院した。高血圧症に対する投薬が始まってから、上顎右側小臼歯部の歯間清掃がしにくくなったという。 薬物性歯肉炎と診断され、歯周治療が開始された。再評価時の歯周組織検査結果の一部(別冊午前No.4)と、行った歯周外科治療の術前、術中、術後の口腔内写真(別冊午前No.5 A、B、C)を別に示す。 行ったのはどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 2
1→新付着術では内斜切開を行う。高血圧薬による歯肉肥大に対する処置として適当ではない。
2→高血圧薬による歯肉肥大が起きていると思われる。歯肉切除は外斜切開をしており、歯肉切除術を行なっていると思われる。
3→歯肉根尖側移動術では弁の形成が行われるがその所見がない。
4→高血圧薬による歯肉肥大に対する処置として適当ではない。