1→咬耗症は歯が摩耗する状態であり、歯に接触する過度の咀嚼や歯ぎしりによって引き起こさる。過度のブラッシングによるものではない。
2→酸蝕症は酸が歯を侵食する症状であり、習慣性嘔吐(例えば、摂食障害などによる)は胃酸によって歯が侵食される主要な原因の一つとなる。
3→摩耗症は硬い物によって歯が研磨される状態で、唾液分泌の低下とは関連しない。
4→くさび状欠損は歯頸部近くで見られる欠損で、一般的には過度なブラッシングや歯ぎしりによる圧力など、外的な力によって引き起こされる。アブフラクションは歯冠の結合部位から生じる微小な損傷で、これが時間とともに進行するとくさび状欠損を形成することがある。