50歳の男性。下顎右側第一大臼歯の軽度の冷水痛を主訴として来院した。 う蝕症第2度と診断され、3ステップ接着システムによるコンポジットレジン修復を行うことになった。接着操作時の口腔内写真(別冊午前No.9 A、B)を別に示す。 この操作により得られるのはどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 1・4
1→エナメル質に対して接着を高めるために、表面処理を行うことによりエナメルタグが形成される。表面が粗造化され接着効果が高まる。
2→感染歯質の除去はダイヤモンドポイントやスチールバーなどで行う。
3→樹脂含浸層の形成はボンディング塗布後に形成される。写真はエッチングのため異なる。
4→エッチングは切削後のスメアー層の除去の効果も含まれる。