第32回国家試験 午前48
60歳の男性。下顎部分床義歯の支台装置破損による咀哨困難を主訴として来院した。
診察の結果、義歯修理を行うことになった。作業用模型上で完成した支台装置の頬側面観の写真(別冊午前No.13A)と咬合面観の写真(別冊午前No.13B)を別に示す。
支台歯への維持作用を発揮する部位はどれか。1 つ選べ。
正解!
不正解 答え 1
1→維持は義歯が離脱する力に抵抗する力である。クラスプ下腕に維持作用があるので①が適当である。
2→②は上腕なので把持作用がある。
3→③は脚のため、支持などの力の作用はない。
4→④はレストなので支持作用がある。