38歳の男性。舌の異常を主訴として来院した。1か月前に異常に気付いたが、味覚に変化はなく、痛みやしびれなどの自覚症状はないという。初診時の口腔内写真(別冊午前No.14)を別に示す。
この疾患について正しいのはどれか。1つ選べ。
1→紫斑は認めない。菱形の深紅色を呈する。
2→写真は正中菱形舌炎と思われる。糸状乳頭の限局性消失がみられる。
3→口腔潜在的悪性疾患ではない。カンジダ症と関連して発症することがある。
4→鉄欠乏性貧血と関連するのはPlummer-Vinson〈プランマー・ビンソン〉症候群である。