7歳の男児。口から食べ物がこぽれることを主訴として来院した。 脳性麻痺と診断されており、食事中にむせがあるという。摂食嚥下指導で保護者に食事介助の方法を指導した。 指導時の写真(別冊午前No.46)を別に示す。 この介助の目的はどれか。1つ選べ。
正解!
不正解 答え 2
1→下顎に指を添える介助は舌の挙上を直接的に促進するものではない。
2→下顎に指を添える介助は、顎位の安定を目的として行われる。顎位の安定は嚥下の過程をスムーズに行い、また食物を口の中で適切に動かすことを可能にする。
3→下顎に指を添える行為が誤嚥を防止するわけではない。
4→下顎に指を添える介助は咀嚼力を増強するものではない。