1→医療安全管理者は医療ミスを防止するための体制を構築・運用する役割を担う。歯科衛生士は医療安全に関する知識や経験を有していることから、医療安全管理者の役割を果たすことが可能である。
2→医薬品安全管理責任者は、医薬品の適正使用や管理、さらには副作用のモニタリング等を担当する。歯科衛生士は、歯科医療における薬剤の使用に関する知識を有しているため、この役割を果たすことが可能である。
3→医療放射線安全管理責任者は、放射線を使用する医療機関において放射線の安全管理を担当する。具体的には、放射線治療装置の使用・管理、放射線防護に関する教育・訓練などがその責務に含まれる。この役割は、通常、放射線に関する深い知識と技術を持つ医師や技師などが担当するため歯科衛生士が担当できない。
4→特別管理産業廃棄物管理責任者は、医療機関が排出する医療廃棄物の管理を担当する。歯科衛生士は、廃棄物の分別や処理に関する知識を持つため、この役割を果たすことが可能である。