45歳の男性。下顎歯肉の腫脹と出血を主訴として来院した。検査の結果、慢性歯周炎と診断され、歯周治療を行うことになった。 初診時の正面観の口腔内写真(別冊午後No.10A)と下顎前歯部舌側両観の口腔内写真(別冊午後No.10B)を別に示す。 歯周基本治療開始前に説明すべきリスクはどれか。2 つ選べ。
正解!
不正解 答え 2・4
1→歯周基本治療により歯根破折する可能性は低い。
2→写真Aでは歯間離開があり食片圧入をしていると思われる。基本治療後でもその傾向は続くと思われる。
3→歯周基本治療により歯の変色が起こる可能性は低い。
4→写真Bでは縁上歯石が確認できる。除去すると根面が露出し象牙質知覚過敏症が誘発されることがある。