第32回国家試験 午後46
47歳の男性。上顎右側第一大臼歯部のクラウン破折による咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、CAD/CAM システムによるクラウンを製作することになった。
支台歯形成後に行った印象採得時の写真(別冊午後No.14A)と使用した器具の写真(別冊午後No.14B)を別に示す。
従来の精密印象採得法と比較したこの方法の特徴はどれか。2 つ選べ。
正解!
不正解 答え 3・4
1→咬合採得材は必要なく、光学印象で対合と対合関係を記録することができる。
2→トレーの使用はしない。
3→写真は光学印象法である。画像データとして保存することが可能であり、模型を作成することをしなくて良い。また口腔内を直接スキャニングすることが可能である。
4→解説3参照。