1→喫煙は口腔内の環境を悪化させ、免疫系の機能を低下させるため歯周病のリスクが増大する。喫煙自体は環境要因であり、宿主因子ではないので不適切である。
2→BMIは体格指数であり、この数値が高い(肥満)と、全身の炎症反応が活発化し、それが歯周病の進行を促進する。
3→HbA1cは血糖値を長期的に評価する指標で、7.5%は糖尿病と診断されるレベルである。糖尿病は免疫力を低下させ、血管壁の炎症を促進するなどして歯周病のリスクを増大させる。
4→尿タンパクは腎疾患の有無を示すマーカーで、正常値では歯周病のリスクを直接的に高めることはない。