90歳の女性。義歯着脱が困難で口腔状況が不良となり、家族とともに来院した。患者はアルツハイマー型認知症であり、認知症高齢者の日常生活自立度判定はランクⅢである。歯科治療時の適切な対応はどれか。2つ選べ。
1→ランクⅢは、日常生活の支障が行動と意思疎通に出ている。重度の認知症高齢者であり、要介護の状態である。家族の付き添いは適切な対応の1つである。
2→本人に説明しても。その理解度が不明である。
3→要介護の状態であるため、他職種連携が必要である。
4→義歯着脱が困難で口腔状況が不良という状況に対する治療は、鎮静なしでも対応可能である。