45歳の女性。下顎前歯の痛みを主訴として来院した。昨夜から激しい拍動性疼痛と温熱痛があるという。初診時の口腔内写真(別冊午後No.7A)、エックス線写真(別冊午後No.7B)を別に示す。考えられる対応はどれか。2つ選べ。
1→激しい拍動性疼痛と温熱痛より、急性歯髄炎と判断する。SRPは適応ではない。
2→局所薬物送達療法(LDDS)は、歯周ポケット内に直接抗生物質を入れることである。原因はう蝕ではないことから咬合性外傷が原因と考えられるため、LDDSは適応ではない。
3→咬合させないように調整することで歯髄の安静を図る。
4→歯髄炎に対して、麻酔抜髄は適応である。