3歳の男児。上顎右側乳中切歯唇側歯肉の腫脹を主訴として来院した。う蝕の進行による化膿性根尖性歯周炎と診断され、根管治療が行われた。症状が軽快し根管充塡が行われることになった。根管充塡材を選択するうえで最も留意するのはどれか。1つ選べ。
1→易感染性であることから抗菌活性のある根管充塡材を選択しても、いずれは永久歯へ生え変わる。この選択肢の中で最も留意すべき、ではない。
2→歯根が未完成でも、永久歯に生え変わることを考慮する必要がある。
3→抜髄されているため、高い歯髄活性は不要である。
4→乳歯であるため、歯根吸収を考慮した対応が求められる。