12歳の女児。4か月の定期健康診査で来院した。患者の前回と今回来院時のカリエスリスク検査結果を表に示す。前回よりカリエスリスクが改善されたのはどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 3・4
1→RDテストは、唾液中の菌数に応じて変色し、その程度から口腔内の衛生状態を判定するものである。青は少なく、ピンクになるほどカリエスリスクが上がると判定する。
2→唾液分泌速度は、唾液の流出量をみる試験で、量が減ることは口腔乾燥に近づくことを意味し、カリエスリスクが上昇すると考える。
3→Dentcult-SMは、唾液中およびプラーク中のミュータンス・レンサ球菌をコロニー(細菌の塊)で識別する。
4→カリオスタットは、プラークの中にいるう蝕原因菌が出す酸に強さをみる試験である。