第28回国家試験 午前49
34歳の男性。右側顎下部の疼痛を訴えて来院した。下顎右側智歯周囲炎をたびたび起こしていたが、4日前より顎下部の疼痛が増し、開口障害も発現したという。開口は1横指であり、右側顎下部の自発痛、圧痛は著しく、強い嚥下痛もみられた。初診時の顔貌写真(別冊午前No.9A)と顎下隙を開放し消炎手術を行っている写真(別冊午前No.9B)を別に示す。矢印で示す器具はどれか。
正解!
不正解 答え 4
1→破骨鉗子は骨など硬組織の切断に用いる。
2→剥離剪刀は組織の剥離に用いる。
3→眼科剪刀は細かな切断に用いる。
4→モスキート鉗子は止血に用いる。