38歳の男性。下顎の痛みと咬み合わせの異常を主訴として来院した。2日前に運動中に転倒し下顎部を強打したという。非観血的治療後の口腔内写真(別冊午前 No.14) を別に示す。用いられている材料はどれか。2つ選べ。
1→線副子の歯牙への固定、および上下顎の顎間固定に金属線が使われている。
2→床副子は多数歯欠損の場合に用いる。今回は使われていない。
3→上下の歯面に装着されているのが線副子である。
4→ミニプレートはチタン製のプレートで、観血的整復固定術として骨片どうしを固定するために用いる。本症例は非観血的治療であるため、使用していない。