45歳の女性。下顎右側臼歯部の咀嚼困難を主訴として来院した。診査の結果、全部鋳造金属冠を製作することになった。支台歯形成終了後に製作した模型と使用する器材の写真(別冊午後No.11)を別に示す。これらを用いて印象採得を行う予定である。矢印で示す器材の目的はどれか。2つ選べ。
1→矢印部分は精密印象を採るための印象材を流し込む部分である。プラークの付着防止とは関係がない。
2→矢印部分は精密印象を採るための印象材を流し込む部分である。精密印象により支台歯印象面の寸法精度の向上ができる。
3→矢印部分は精密印象を採るための印象材を流し込む部分である。支台歯表面の外来刺激からの保護とは関係がない。
4→矢印部分は精密印象を採るための印象材を流し込む部分である。精密印象により歯肉縁下フィニッシュラインの明示ができる。