72歳の男性。下顎右側臼歯部へのインプラント治療を希望して歯科診療所へ来院した。検査中に右側舌縁部に白色病変を発見した。白色病変の中央部には表面が乳頭状で、扁平に隆起した無痛性の腫瘤が認められた。初診時の口腔内写真(別冊午後No.13)を別に示す。次の対応として考えられるのはどれか。
1→診断の後に必要に応じて切除術を行う。
2→悪性病変の可能性があるため経過観察ではなく口腔外科専門医へ紹介する。
3→悪性病変の可能性があるため口腔外科専門医へ紹介する。
4→インプラント治療の開始より緊急性の高い病変の精査を優先する。