75歳の男性。アルツハイマー型認知症であり、移動は車椅子を使用している。これまで肺炎の既往はなく、総義歯を用いることで、家族と同じ食事を食卓で摂っているという。主治医からは先行期の障害が指摘されている。現在において、注意すべき食事介助の項目はどれか。
1→先行期の障害が指摘されているため一口量を調整する。
2→とろみ調整食品の使用は誤嚥を防止するためであり、肺炎の既往はないため今のところ必要ない。
3→咀嚼は脳機能を活性化するため現在の食事形態を維持させる。
4→現在の状態では車椅子のリクライニング調整は必要ない。