第27回国家試験 午前51
29歳の男性。右側下頻部の腫脹と疼痛を訴えて来院した。3週前から同部の腫脹に気付いていたが3日前から腫脹が増大し、自発痛も強くなったという。
同部は触診によって波動を触知した。白血球数は10,000/μLであった。初診時の写真(別冊午前No.12 A)と処置直後の写真(別冊午前No.12 B)を別に示す。
矢印で示す材料の目的はどれか。
正解!
不正解 答え 4
1→ドレーンに止血効果はない。
2→ドレーンから出た膿を細菌検査することはできるが、ドレーンの目的ではない。
3→浮腫防止の役割はドレーンにはない。
4→図の写真はドレーンである。ドレーンは排膿路の確保に利用する。