3歳の男児。食事が上手に食べられないことを主訴として来院した。 出生時に脳性麻痺と診断され、現在日常生活は全介助であるという。口腔内診査の結果、歯列咬合に異常はないが、噛みしめが非常に強かった。保護者が持参した患児用に購入した食具の写真(別冊午前No.24)を別に示す。①と④はシリコーン製、②と③は金属製である。 保護者に勧めるのはどれか。
正解!
不正解 答え 2
1→噛みしめが非常に強いことからシリコーン製の食具を使用すると食具が破折し、危険である。
2→噛みしめが非常に強いことから、金属製のスプーンを使用する。大きさも適切である。
3→噛みしめが非常に強いことから、金属製のスプーンを使用するべきだが、3歳児が使用するには大きさが大きすぎる。
4→噛みしめが非常に強いことからシリコーン製の食具を使用すると食具が破折し、危険である。