16歳の女子。上顎前歯部の審美障害を主訴として来院した。診査の結果、エナメル質に限局したう蝕と診断された。コンポジットレジン修復を行うことになったが、患者は重度の歯科恐怖症であり、特にタービンの音には敏感に反応するという。Er:YAGレーザーを用いて治療することになった。
治療前に行うのはどれか。2つ選べ。
1→Er:YAGレーザーを用いると、軟化象牙質を蒸散させるため、換気をしっかりするよう心がけるべきである。
2→Er:YAGレーザーを使用するにあたり、暗くする必要はない。
3→Er:YAGレーザーを使用するにあたり、酸素吸入器を特別に用意する必要はない。
4→Er:YAGレーザーのレーザー光が誤って目に入らないように、保護用ゴーグルを準備する。