4歳の男児。う蝕の治療を希望して来院した。上顎乳前歯の多歯面う蝕と診断され、コンボジットレジン冠修復を行うこととした。治療に用いる器材(別冊午後No.13A)と使用器材に対して処理した写真(別冊午後No.13B)を別に示す。
この処理の目的はどれか。2つ選べ。
1→穴を開ける目的として、切縁の位置確認ということはない。
2→写真はコンポジットレジン冠修復に使用されるピドフォームである。レジン流入時に気泡が入らない様にわざと探針で穴を開ける。
3→穴を開ける目的として、試適時の落下防止ということはない。
4→探針で穴を開ける目的には、余剰レジンの流出という目的もある。