第27回国家試験 午後94
34歳の女性。むせることを主訴として保護者と来院した。脳性麻痺との診断があり、幼少期から刻み食を食べていたが、2か月前からむせるという。口腔内に特に病変はない。食事の評価の写真(別冊午後No.19)を別に示す。
矢印が示す検査でわかるのはどれか。2つ選べ。
正解!
不正解 答え 1・3
1→写真は頚部聴診法であり、嚥下の状態を評価している。誤嚥しているかどうかも判定できる。
2→頚部聴診法では咀嚼は評価できない。
3→頚部聴診法では嚥下音は評価することができる。
4→食塊残留を頚部聴診法では評価することができない。