1→痛風とは、尿酸の代謝障害により血中濃度が高い「高尿酸血症」を背景に、尿酸の結晶が関節に沈着する病気である。関節と周辺に痛みを伴う炎症発作が特徴である。
2→糖尿病は、インスリンの不足もしくは無効による糖分の代謝障害である。
3→粥状動脈硬化症とは、血中のLDL(いわゆる悪玉コレステロール)などが動脈の内膜に沈着し、粥状物質を形成する疾患である。血管の内部が狭くかつ硬くなるため、狭心症が起こりやすくなる。
4→フェニルケトン尿症とは、食品のタンパク質に含まれるフェニルアラニンをチロシンに変える酵素の働きが生まれつき弱いため、フェニルアラニンが蓄積して尿中に出てくる疾患である。