72歳の男性。上顎義歯補修のため鈎脚をろう着した支台装置を製作した。支台装置の写真(別冊午前No.9A)と第二小臼歯部に支台装置を追補し、上顎に装着された部分床義歯の頬側面観写真(別冊午前No.9B)を別に示す。
追補された支台装置の種類はどれか、2つ選べ。
1→RPI鉤はIバー、近心レスト、プロキシマルプレートから構成されるクラスプである。
2→ローチ鉤は歯頸部方向に水平から立ち上がるバー状の鉤腕を持つクラスプである。
3→レスト付ニ腕鉤はレストに加えて頬舌側にクラスプが走行する。咬合面観の写真より、レスト付ニ腕鉤であることが分かる。
4→咬合面観と頬側面観の写真より、頬側がワイヤークラスプで舌側がキャストクラスプが設置されていることからコンビネーション鉤であることが分かる。