40歳の男性。6か月に一度の定期歯科健診のため来院した。通院開始から3年間、喫煙による悪影響と、禁煙のメリットについて説明してきた。今回初めて禁煙を考え、1か月以内に開始したいという。現在は、1日20本吸っており、20年間の喫煙経験がある。
この男性への禁煙支援で適切でないのはどれか。
1→禁煙開始日を決定させるのは禁煙ステージの準備期であり、禁煙支援として適切である。
2→喫煙関連品の処分を勧めるのは禁煙ステージの準備期であり、禁煙支援として適切である。
3→タバコによる歯面の着色を除去するのは動機の強化の視点で禁煙支援として適切である。
4→ニコチン濃度の低いタバコを紹介するのは禁煙支援で適切でない。低濃度でも有毒である。