1→Ⅰ型アレルギーは血中や組織中のマスト細胞および好塩基球上のIgE抗体にアレルゲンが結合することにより発生する。マスト細胞や好塩基球からヒスタミンをはじめとする種々の化学伝達物質が遊離してアレルギー反応が出現する。
2→Ⅱ型アレルギーは自己の細胞および組織にIgGまたはIgM抗体が反応し、そこに補体が結合することにより細胞障害を起こす。
3→Ⅲ型アレルギーはIgGまたはIgM抗体との結合物である免疫複合体によって生じる組織障害である。
4→Ⅳ型アレルギーは感作T細胞と抗原の反応により、感作T細胞からサイトカインが放出され細胞障害を起こす。