83歳の男性。上顎右側第一小臼歯の疼痛を主訴として来院した。化膿性歯髄炎と診断され、抜髄処置を行うこととした。患者は多発性脳梗塞の影響で体位の保持が困難である。処置中の写真(別冊午後No.14)を別に示す。
矢印で示す器具の目的はどれか。
1→リーマーに器具をつけても破折を防止することはできない。
2→リーマーに器具をつけても穿孔を防止することはできない。
3→患者は体位保持が困難である。リーマーに器具をつけることによって、誤飲や誤嚥を防止している。
4→リーマーに器具をつけても感染を防止することはできない。