平成29年度(第26回)歯科衛生士国家試験問題|午後81問〜午後100問

第26回国家試験 午後91

82歳の女性。義歯が時々外れると家族より相談を受けた。5年前にパーキンソン病を発症しパーキンソン病治療薬を服用している。歯科医師の診察の結果、オーラルジスキネジアが頻繁にみられたが、義歯の適合は良好であった。家族への指導で正しいのはどれか。2つ選べ。

第26回国家試験 午後92

6か月の乳児。保育園で保護者を対象とした歯科保健指導で口腔清掃方法について質問を受けた。保護者は口腔清掃をまだ何もしていないという。全身疾患や口腔粘膜の異常はない。口腔内写真(別冊午前No.21)を別に示す。
適切な助言はどれか。2選べ。

第26回国家試験 午後93

74歳の男性。狭心症の既往歴がある。6か月間は発作もなく安定した状態であるが、発作に備え常時薬剤を携帯している。スケーリング中に突然、胸痛を訴えた。
歯科衛生士が行う対応で正しいのはどれか。2つ選べ。

第26回国家試験 午後94

ハインリッヒの法則を示す。【  】に入る組合せで正しいのはどれか。1件の重大な事故の背景には【 ① 】件の軽微な事故と、さらに【 ② 】件の障害には至らなかった事故〈インシデント〉がある。

第26回国家試験 午後95

セラミックインレーの合着に使用するデュアルキュア型レジンセメントの取扱いで正しいのはどれか。

第26回国家試験 午後96

セラミックインレー修復で、削り出し法(ミリング法)を応用してインレー体を製作する方法はどれか。

第26回国家試験 午後97

歯科用ワックスの種類と用途の組合せで正しいのはどれか。

第26回国家試験 午後98

器材の写真(別冊午前No.22)を別に示す。
メタルインレー体をMO窩洞に試適する際に準備するのはどれか。

第26回国家試験 午後99

オフィスブリーチ法で正しいのはどれか。

第26回国家試験 午後100

27歳の女性。妊娠8か月である。下顎左側臼歯部の咬合痛を主訴として来院した。プロービングを行うために水平位にしたところ、悪心を訴え、冷汗、血圧低下がみられた。正しい対応はどれか。

第26回国家試験 午後101

80歳の女性。部分床義歯の印象採得のため個人トレーを作製した。模型の写真A(別冊午後No.23 A)と個人トレーの写真B(別冊午後No.23 B)を別に示す。
模型に適合するのはどれか。

第26回国家試験 午後102

咬合採得時に必要な機材の写真(別冊午後No.24)を別に示す。
下顎安静位を利用して咬合高径の決定を行う際に使用する器具はどれか。

第26回国家試験 午後103

器具の写真(別冊午後No.25)を別に示す。
腐骨除去に用いるのはどれか。

第26回国家試験 午後104

アーチワイヤーをブラケットのスロットに着脱するのに用いるのはどれか。

第26回国家試験 午後105

8歳の男児。下顎右側第一大臼歯が歯髄壊死となり、根管治療を行った。本日、根管充填を行う予定である。準備するのはどれか。

第26回国家試験 午後106

高齢者の認知機能を評価するのはどれか。

第26回国家試験 午後107

82歳の男性。5年前に脳梗塞を起こし麻痺があるため、車椅子を利用している。診療室内移動時の写真(別冊午後No.26)を別に示す。
義歯作製のための口腔内診査を行うことになった。デンタルチェアに移乗する際の介助で正しいのはどれか。

第26回国家試験 午後108

金属アレルギーのパッチテストを受ける患者への注意事項で正しいのはどれか。2つ選べ。

第26回国家試験 午後109

SpO2が90%以下になった場合、考えらえるのはどれか。

第26回国家試験 午後110

幼児に対する胸骨圧迫で正しいのはどれか。2つ選べ。