令和元年度(第29回)歯科衛生士国家試験問題|午前61問〜午前80問

第29回国家試験 午前61

4歳の女児。定期診査のため来院した。生後から呼吸障害のため気管切開し、人工呼吸器を装着している。知的発達の障害はない。最近、鈴を装着するようになったという。事椅子で来院したときの写真(別冊午前No.23)を別に示す。矢印で示す鈴の主目的はどれか。1つ選べ。

第29回国家試験 午前62

非協力児や体動のある障害児者の歯科治療で開口器を使用するとき、留意すべき偶発症はどれか。2つ選べ。

第29回国家試験 午前63

20歳の女性。歯の裏側の違和感を主訴として来院した。口腔内写真(別冊午前No.24)を別に示す。矢印で示す付着物を評価できる指標はどれか。1つ選べ。

第29回国家試験 午前64

32歳の女性。①下の歯の汚れがとれないことを訴えて来院した。歯科医師より歯周組織検査を指示され行った結果、②プロービング値は4mm以下、BOPおよび歯の動揺は認められず、O’LearyのPCRは15%であった。③下顎前歯舌側に少量の歯肉縁上歯石が認められた。④超音波スケーラーでのスケーリングを行うことになった。SOAPにおける「O」はどれか。2つ選べ。

第29回国家試験 午前65

歯周病の宿主因子で局所性修飾因子はどれか。2つ選べ。

第29回国家試験 午前66

エックス線写真(別冊午前No.25)を別に示す。矢印で示す部位にみられる所見の原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。

第29回国家試験 午前67

56歳の女性。下顎右側第一大臼歯の違和感を主訴として来院した。1週前より症状が継続しているという。歯周組織検査結果の一部を表に示す。得られた情報はどれか。2つ選べ。

第29回国家試験 午前68

ある器具の先端を模式図に示す。①の距離はどれか。1つ選べ。

第29回国家試験 午前69

28歳の女性。歯肉の違和感を主訴として来院した。6か月前から自覚していたが放置していたという。口腔内写真(別冊午前No.26)を別に示す。認められるのはどれか。2つ選べ。

第29回国家試験 午前70

65歳の男性。下顎前歯部の歯肉からの出血を主訴しとて来院した。慢性歯周炎と診断され、歯科医師より歯頸部付着物の除去を指示された。患者はペースメーカーを装着しているという。来院時の口腔内写真(別冊午前No.27)を別に示す。使用するのはどれか。2つ選べ。

第29回国家試験 午前71

グレーシータイプキュレットのシャープニングで正しいのはどれか。2つ選べ。

第29回国家試験 午前72

36歳の女性。歯周病の治療を希望して来院した。歯科医師よりスケーリングを指示された。口腔内写真(別冊午前No.28)を別に示す。バックポジションでこの部位のスケーリングを行う場合に使用するグレーシータイプキュレットの組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。

第29回国家試験 午前73

学齢期における小窩裂溝填塞の適応はどれか。2つ選べ。

第29回国家試験 午前74

高値でう蝕ハイリスクと判定するのはどれか。1つ選べ。

第29回国家試験 午前75

フッ化物歯面塗布に用いるのはどれか。2つ選べ。

第29回国家試験 午前76

2歳の男児。上顎乳前歯歯頸部の変色を主訴として来院した。歯科医師が確認しとたころ実質欠損はなかった。口腔内写真(別冊午前No.29)を別に示す。適切な対応はどれか。2つ選べ。

第29回国家試験 午前77

フッ化物ゲルを用いたフッ化物歯面塗布法の特徴はどれか。2つ選べ。

第29回国家試験 午前78

保健活動でポピュレーションアプローチはどれか。2つ選べ。

第29回国家試験 午前79

サルコペニアで正しいのはどれか。1つ選べ。

第29回国家試験 午前80

45歳の男性。企業の健康診断の一環で、歯科健診に訪れた。口腔内診査の結果、中等度の歯周病と診断された。服用している薬はないが、前年より特定保健指導の積極的支援を受けているという。歯科医師から歯科保健指導を指示された。特定健診の結巣を表に示す。改善が必要な項目はどれか。1つ選べ。